平成１１年、札幌市は、「生涯学習懇話会」の委員と「リカレント教育講座（ボランティアリーダー・コーティネーター養成講座）」の受講者の中から希望者を募り「生涯学習ボランティア養成講座」が実施されました。この受講者のうち４１名が、「市民カレッジ」の講座企画サークル支援ボランティアとして「（仮称）生涯学習センター講座企画ボランティア」を作り、教育・環境・生きがい・福祉・歴史ふるさとの５分野に分かれ、講座実施に向けて活動を開始しました。これが現在のちえりあ学習ボランティアの実質的な幕開けになっています。
さっぽろ市民カレッジの開講
平成１２年８月、札幌市生涯学習総合センター「ちえりあ」の開設にあわせて、札幌市は「さっぽろ市民カレッジ」を開講、そこにボランティアによる企画講座も加わりました。 同年９月には、最初のボランティア企画講座「豊かな時代に求められる教育」「中高年の健康生きがいづくり」「公園から環境を考える」「考えよう豊かな老後と社会保障制度」の４講座を実施しました。
ちえりあ学習ボランティアの誕生
「講座企画ボランティア」という団体の活動はスタートしたものの、個人的な集まりにすぎないものでした。そこで、平成１３年３月２２日に１０名が準備委員となり組織のあり方について検討しました。平成１３年５月１０日、財団の協力のもと組織設立準備会が結成され、平成１３年１０月２０日、設立総会を招集、「ちえりあ学習ボランティア」略称「ちえボラ」として正式に組織が発足しました。 設立総会（平成１３年１０月２０日）
設立総会（平成１３年１０月２０日）
